名前のない、という名前。
愛知県半田市亀崎町、築90年の元うなぎ屋で
乾いた花と向き合っています。
はじまりは2017年
庭師である夫が剪定した枝を作品にして、施主様にお渡ししていました。そうしているうちに、「あれをつくってほしい」とお声がかかるようになりました。名前のない花屋は、そこから始まりました。
いただいた声にこたえているうちに、宿泊施設の装飾へ、ワークショップへと、かたちが広がっていきました。はじめから計画していたわけではありません。
名前を持たないと決めた、ふたつの理由
ひとつは、つくり手のスタイルを主張するより、受け取る方の気持ちを大切にしたかったこと。名前がつくと、どうしても「らしさ」が先に立ちます。そうではなく、その方のための設えでありたいと思いました。
ふたつめは、すでに「つながりハウスみづほ」という拠点があり、その場と名前を大切にしたかったこと。
ご縁と心を大切にしたい、
「名前のない花屋」です。
亀崎町という場所
拠点は、愛知県半田市の亀崎町。潮干祭を軸に人と人とがつながり、独自の歴史と文化がいまも生きている町です。
店舗は、元うなぎ屋だった築90年のお屋敷の中にあります。
時代を紡いできた建築と土壁の色のなかで手を動かしていると、乾いた花の色が古いものによく馴染むことがわかってきます。設えと植物がどう響き合うかは、この場所が教えてくれました。
生花を乾かすところから
店舗では、生花を乾かすところから作品をつくっています。時間の経過とともに変化していく植物の美しさと面白さは格別です。
咲いているときがいちばん美しい、とは限りません。乾いてからの色には、生花にはない深さがあります。
ふたつの、お手伝いのかたち
宿泊施設の装飾と、ご自分の手でつくる時間。
宿泊施設のオーナー様へ
人が入れ替わる場所の、設え
民泊や店舗の装飾では、ドライフラワーの持ち味を活かしながら、アーティフィシャルフラワーをおりまぜます。長く飾れること、清掃の手間がかからないこと。人が入れ替わり、毎日の世話ができない場所だからこそ、そこは外せません。
物件を探すところから、立ち上げの現場、ゲストとのメッセージ対応、リスティングの作成、そして清掃の現場まで。民泊の運営をひととおり経験してきました。清掃マニュアルをつくったこともあります。
装飾の実績を見る
つくってみたい方へ
自分の手でつくる時間
店舗では、ワークショップや講座も開いています。出張での開催や、企業と連携しての講座も。
植物のある暮らしの豊かさを、あらゆるかたちでお届けしています。
冬には、無農薬のマコモを使ったしめ縄づくりを。自分の手で綯ったしめ縄で新しい年を迎える時間は、格別です。
ワークショップを見るどんな場所に、どんな植物が似合うか。
一緒に考えるところから、お手伝いします。